住宅性能評価(Housing performance evaluation)
- 構造の安定に関すること
1-1 耐震等級(倒壊防止)
1-2 耐震等級(損傷防止)
等級3 等級1×1.5
等級2 等級1×1.25
等級1 基準法レベル
1-3 その他(免震構造)
規定の免震装置があるもの
1-4 耐風等級
1-5 耐積雪等級(積雪地域のみ)
等級2 等級1×1.2
等級1 基準法レベル
1-6 地盤又は杭の許容支持力及びその設定方法
1-7 基礎の構造方法及び形式等
2.火災の安全
2-1 感知警報装置設置等級(自住戸)
自住戸内の火災感知のしやすさ
2-2 感知警報装置設置等級(他住戸)
他住戸火災の感知のしやすさ
2-3 避難安全対策
排煙形式・共用廊下平面形状(耐火等級)
2-4 脱出対策
避難器具の設置など
2-5 耐火等級(延焼ライン内の開口部)
等級3・・特定防火設備のみである
等級2・・防火設備以上である
2-6 耐火等級(開口部以外)
2-7 耐火等級(界壁、界床)
3.劣化の軽減に関すること
3-1 劣化対策等級
等級3・大規模改修まで75〜90年程度
等級2・大規模改修まで50〜60年程度
等級1・・ ー
4.維持管理・更新(配管の維持・リフォーム等のしやすさ)
4-1 維持管理対策等級(共用配管)
4-2 維持管理対策等級(専用配管)
4-3 更新対策(共用排水管)
等級3 特別の措置
等級2 基本的措置
等級1 ー
4-4 更新対策(住戸専用部)
専用部の間取り変更が容易であるか?
(天井高等を明記)
5.温熱環境・エネルギー消費量
5-1 断熱等性能等級
等級4 住宅金融公庫次世代省エネ基準
等級3 住宅金融公庫新省エネ基準
等級2 住宅金融公庫旧省エネ基準
等級1 ー
5-2 一次エネルギー消費量等級
6.空気環境(シックハウス対策・換気)
6-1 ホルムアルデヒド対策
内装材 天井裏等
等級3 F☆☆☆☆ F☆☆☆☆
等級2 F☆☆☆以上 F☆☆☆以上
等級1 F☆☆以上 ー
6-2 換気対策
台所、便所、浴室について
機械換気の有無、換気用窓の有無
6-3 室内空気中の化学物質の濃度等
7.光・視環境
7-1 単純開口率(%)
関口部面積合計/居室床面積
7-2 方位別関口比(%)
各方位の開口面積/全開口部面積合計
8.音環境(遮音対策)※選択項目
上下階の音の評価は床版厚さによる
スラブ厚さは厚い方が有効であるが、
測定による評価も可能。
8-1 重量床衝撃音対策(下記のどちらか)
イ)重量床衝撃音対策等級
等級5 Li,r,H−50等級相当以上
等級4 Li,r,H−55等級相当以上
等級3 Li,r,H−60等級相当以上
等級2 Li,r,H−65等級相当以上
等級1 その他
レベルが低い方がよい。
※最高等級と最低等級を併記
ロ)相当スラブ厚
実際のスラブ厚さを記入する方法
27㎝、20㎝、15㎝、11cm、その他
ボイドの場合は通常スラブ厚さに換算
(増打等は含まず)
※最高の厚さと最低厚さを併記
8-2 軽量床衝撃音対策(下記のどちらか)
構造方法と仕上げで評価する
イ)軽量床衝撃音対策等級
等級5 Li,r,L−45等級相当以上
等級4 Li,r,L−50等級相当以上
等級3 Li,r,L−55等級相当以上
等級2 Li,r,L−60等級相当以上
等級1 その他
※最高等級と最低等級を併記
ロ)軽量床衝撃音レベル低減量
30dB,25dB,20dB,15dB,その他
※最高と最低を併記
8-3 透過損失等級(界壁)
等級4 Rr-55等級相当以上
等級3 Rr-50等級相当以上
等級2 Rr-45等級相当以上
等級1 基準法に定めるレベル
※以上、共同住宅に適用される
8-4 透過損失等級(外壁・関口部)
等級3 T—2以上
等級2 T—1以上
ー
9.高齢者等への配慮
9-1 高齢者等配慮(専用部分)等級1〜5
住戸内での配慮
段差、扉や廊下の巾、階段等の寸法、手すりの有無など
9-2 高齢者等配慮(共用部分)等級1〜5
共用部(廊下・階段・EV等)
段差、扉や廊下の巾、階段等の寸法、手すりの有無など
10.防犯に関すること
10-1開口部の侵入防止対策
各階・各区分ごとに評価